この街を出る

事務所移転でこの「板屋町」を出ました。

階段の手すりに惚れて、このビルにやってきて住数年。
この街にいろいろな勉強をさせてもらいました。

浜松市の中心市街地とい割れるところですが、私にとっては自分が暮らす街。
街を歩いて「こんにちは」と言える人がいっぱいできました。それが街に暮らす幸せだと。

そんな思いもあってか、「板屋町繁盛会」という商店主があまりいない商店会の立ち上げに参加させてもらって、複層的に街を見ることができました。

今の自分の街、地域に対する考え方のベースは、この街で出会った人たちが創ってくれたものと思います。そんな思いを住人ではなくなってしまいますが、板屋町繁盛会の理事として恩返ししていきたいと考えています。

物件は大家さん。長い間、ありがとうございました。心地よく暮らすことができました。