4月6日(土)、7日(日)の二日間、久留女木の棚田にて(一社)石積みの学校(講師:金子さん)をお迎えして、崩れた畔の補修を行った。
本当は、昨年に自分の畔が崩れてそれを補修したかったのだけれども、せっかくなら教えてもらおうとオファーしたところから始まった企画である。
自費でもと思っていたが、県の方から「棚田の維持管理のためには必要な技術で、習得するべきもの」として、県主催の事業にして来れて実現したものである。
ネットで調べてたどり着いた「一般社団法人 石積みの学校」。https://ishizumischool.localinfo.jp/
各地で石積みワークショップをやっているようで、こちらからオファーにも手慣れたものでスイスイとことが決まっていった。最後にわかるのだが、なんと理事の金子さんは佐々木さんの大学ゼミの後輩だということで、これも縁。
1日目は、私の田んぼの崩れたところの補修。https://ishizumischool.localinfo.jp/
実は直すことも重要であるが、もっと大切なのはこの田んぼの畔がどう作られているか?構造を見ることができることであった。
結果、非常にシンプルでそして、石積み部分が低い(2~3段程度しかない)、グリ石も少なめであるということ。
村の人の話によると、ここら辺りは石が少なく、石も泥岩由来で割れやすいものが多い。そして近くには小さな沢しかないので、持ってくるのも大変だった。戦後は、面倒で石積みも積極的に行われなかったということらしい。
したがって、土は(波?)の部分が多くなっていることだった。
また、畔が急なのは少しでも多くの収量のために、田んぼを大きくしたかったのだということ。昔のお米のお金(税)なのでより多く作りたかったのだろう。
結局、我が田んぼでは石積みの学校というよりも、棚田の畔研究となり、作業の大半は石を集めること、畔を一度崩すということ、そして土波を作ることに集約されてしまった。
ちなみに、土波は石積みの上に土を持っていくのだが、ポイントは、いまの畔の土の表面を草の根っこ付きで剥がすということ。四角のシート上にして採っておいて新しい土波の表面に貼って(?)いくということ。草の根が崩れを防止してくれるのである。
1日で終わってしまったので、2日目は座学と棚田内のツアーをしようとしていたが、いい崩れを見つけ急遽そこで学校を開くことになった。
お茶畑の石垣。こちらはやりがいがありそう。
崩れた部分に手を入れるとどんど怪しい部分が広がり、結構いい幅を修復することになった。
こちらは純粋に石積み。大の男どもがみな楽しそうに作業に夢中。案外、いい遊びのようだ。
石積みは面白い。積むためのルールを適用させた石の置き方ががまるでパズルのよう。縦に石を入れる。奥に向かって傾斜を作る。書面から見たときはVになるように積む。下の石とは3点で組み合わせる。4点の四角はNGなど。
そんなことを視点で一つの石を見て、この石がいいかも、これはこっち向きだ、いやこっちの石の方が、結構外野の声もうるさく、それも面白い。
また、直接に石を積んでいくのは二人で十分。他の人は石を集めたり、パスしたり、そして外野の声になる。それがまた面白く、チームを組んでやると面白くなりそう。実際、石積みの学校では企業から「チームビルディング」としてのオファーが結構あるらしい。
確かに、今回久留女木の地域の人が来たり、しゃべるけど一緒に作業をすることがなかったたの耕作者たちとの距離が近くなったような気がする。
石積みは難しくない
みなでやれば、楽しいレクリエーション
技術を得るということは、その場にいる肯定感を非常に大きく得られることとイコールである。
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