先週の大雨で大きな被害を受けた浜松市天竜地区の天竜美林。
多くの山で崩れがおき、道が寸断されています。
その後も雨が続き、亀裂が入っているところがあったり、見た目には大丈夫でも水をいっぱい溜めている森もあり、これからも心配です。
そんな中、わがままをいって山に入って伐倒シーンの撮影をさせてもらいました。
命あるものを撮影のために伐ってもらうのは申し訳ない。
ましてや雨のシーズンで虫が入りやすいこの時期にお願いするのも身勝手だというもの。
やはりここも雨の影響があり、山崩れがあり結構の樹齢の杉が崩れ落ちていました。
よく土砂降れが起きると、人の手が入らなくなって山が荒れているからとか、スギやヒノキは根が浅いから人工林は問題だ。なんて声が聞こえてくるけど、ちゃんと手を入れている自伐林家の山も崩れている。
今回は雨の量がハンパなかった。誰かのせいにしたければ、「気候変動」のせいにするのが妥当だろう。それだけ雨が凄かったということだ。自然とはそういうものなんだ。
今日、伐ってもらったスギ。
年輪を数えたら57。同じ歳だった。
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